【満足ランチ】はちまきの鉄(足利) 新鮮!豪快!「漁師の海鮮丼」

【満足ランチ】はちまきの鉄(足利) 新鮮!豪快!「漁師の海鮮丼」

 5月末、市内にあった店を移転し、オープンした。絞り鉢巻き姿で厨房に立つのは店主の阿久澤哲也さん(41)。お店の売りは新鮮な魚介類だ。店で提供するネタのほとんどを、すぐ近くの足利市公設地方卸売市場でセリ落とす。

 そのネタで勝負するのが、ただ一つのランチメニュー「海鮮丼」。「通常ご飯2、ネタ1だが、うちはご飯1、ネタ2になっている」と阿久澤さん。直径16センチの器をのぞくと、なるほど具だくさん。

 マグロ5、カンパチ、サーモン、赤イカ、タコ各2、ホタテ3、甘エビ1に、アジをたたいたなめろうを加えた計8種「18貫」。そしてブリやカンパチでしっかりダシをとったアラ汁と漬け卵、あぶりのり半畳が付く。

 「漬け卵を混ぜてぶっかける」のが阿久澤さんのお薦め。千葉の漁師がやっていた食べ方だという。海鮮丼の名に「漁師」と入れた理由がここにある。しょうゆだけの時より、まろやかな感じ。のりは「バリバリ砕いて、載せるのも良し」。

 豪快にいただきたい一品だ。ご飯がたりない人には無料で「追い飯」もある。これほどの内容で850円は、誰もが納得だろう。落語好きの阿久澤さんと、海鮮丼を食べながら交わす会話も楽しい。