御食事処 味覚(足利) 懐かしのコロッケも

御食事処 味覚(足利) 懐かしのコロッケも

 定食は35種類、単品はデザートを含めると180種を超える。「客の要望に応えているうちに増えた」と話すのは店主の中島美月さん(36)。

 6年前、店の改装を機に始めたのが「日替わりランチ」。常連客が多いため、和、洋食、中華の多彩なメニューの中から毎日、組み合わせを変えて提供する。

 取材時のメニューは、焼いたしゃけとコロッケのメインの2皿に、おから、おしんこの小鉢、ご飯とみそ汁が付いた。約20センチの大ぶりの切り身、通常の1・5倍はあるコロッケ(150グラム)は、かなりのボリュームだ。

 コロッケは、こだわりの一品。ジャガイモは蒸して、ゆでる時よりホクホク感を出す。皮ごと使うことでイモの香りをより強める。黒豚のひき肉、タマネギなどを炒めた具に、多めのこしょうを加えて混ぜ、さらに煮込む。

 中はとろっとした食感、衣は薄めでパリパリに仕上げる。父・邦雄さん(65)が35年前の創業時から続ける作り方、昔ながらの味だ。昨秋の「足利グルメグランプリ」では、特製ソースに漬けて販売した。行列ができたのもうなずける。

 メニュー以外でも「こだわりすぎないこだわり」(美月さん)で、客の要望に応じるという。