看板メニューの「炊き餃子(ぎょーざ)」(手前)は締めに「ちゃんぽん玉」(1玉、税別350円)を入れて楽しむこともできる

 通りから細い石畳の路地を入ると、大正15(1926)年建築の蔵を改装した店舗が現れる。隠れ家感満載だ。

Web写真館に別カットの写真

 メニュー表にはさまざまな九州料理が並ぶ。運営会社の三浦育(みうらいく)さん(44)は「人のつながりを大切にする九州の土地柄と、われわれの理念が重なった。宇都宮で本場の九州料理を提供したかった」と話す。

 まずは看板メニューの「炊き餃子(ぎょーざ)」(税別700円)をいただく。あんに鶏肉を使用した自家製一口ギョーザを豚骨スープで炊いた逸品だ。そのままでも十分うまいが、ゆずこしょうを付けると、また違った味わいが口内に広がる。

 続いて昨秋からメニューに加わった「肉豆腐」(同500円)を注文する。九州では一般的なあごだしと、厳選した大分産の甘口しょうゆで仕立てており、シンプルながら後を引くうまさ。特製のたれで仕上げた「鳥手羽中」(5本、同700円)はもも肉とは違った味わいが自慢だ。

 とどめは「馬刺し三点盛り」(同1900円)だ。仕入れ状況で提供する部位が変わり、この日は「赤身」「霜降り」「タテガミ」の3種を堪能した。

 九州各地の焼酎や、栃木の地酒も取りそろえる。「自慢の料理と、築90年超の蔵の雰囲気をともに楽しんでもらえれば」と三浦さん。宇都宮市花園町にも店舗があり、こちらはランチ営業も行っている。

 ▼メモ 宇都宮市伝馬町2の6▽営業時間 午後5時~午前0時(ラストオーダー午後11時)▽定休日 日曜▽(問)028・638・8885