季節料理 游心(佐野) こだわり食材で華やか小鉢

季節料理 游心(佐野) こだわり食材で華やか小鉢

 松花堂弁当の箱に天ぷらや煮物、刺し身などを少しずつ盛った小鉢が彩り豊かに詰められた「あそび膳」。選べるデザートまで入った華やかなランチだ。

 地元の食材にこだわる。店頭には「地場産品応援の店」と書かれた緑のちょうちん。食料自給率向上を目指し国産品を積極的に使う店が掲げるちょうちんで、亀田浩之店長(47)は「農家や漁師さんの頑張りがあってわれわれの商売が成り立つ。自分の子どもに食べさせられないような物は、お客さんにも出せない」と力を込める。

 店長の豆腐好きが高じて、地元の豆腐を使った料理が数多く取り入れられている。取材に訪れた日は豆腐のふんわり揚げに生ゆば、豆乳プリンが。1580円の「ゆうしんご膳」を選べば、人気の「豆腐のミニグラタン」も付く。「そのまま食べてよし、加工しても面白い食材」と笑顔をみせる。ほかにも「味にほれた」という下仁田の刺し身こんにゃくが入って、ヘルシーさが女性心をくすぐる。

 「奇をてらわず、基本に忠実に丁寧に作ることを心掛けています。きちんとだしをとり、面取りしたり下ゆでしたりするひと手間ひと手間で素材が生きてくる」。料理から店長の穏やかな人柄が感じられる。