ステンドグラスの窓やランプシェードが狭い店内を彩り、温かな雰囲気を醸し出している。
店主の吉住薫さん(64)は35年ほど前に小山市内で店を始めた。3軒目となる現在の場所に移り約10年となる。
現在の店でランチを始め1年半ほど。客層は女性同士や年配の夫婦などが多いという。
ハンバーグには黒毛和牛を100%使用。ほかの国産牛肉と比べ「肉の脂の甘みが全然違う」という。価格を低く抑えるため、肉をひく作業も店で行っている。
粗びき肉で手作りのハンバーグには濃いめの味のおろしソースが添えられ、ご飯が進む。
カニコロッケの中のホワイトソースも濃厚な味と食感で、満足感たっぷり。できたて熱々のときだけでなく、冷めてもおいしい。吉住さんに「ご飯に載せてもおいしいですよ」と言われ試してみると、ドリアのような食感が楽しめた。
盛り合わせ以外にライス、みそ汁、漬物が付く。これで650円。ハンバーグのみのランチなら500円からで、値段に驚くお客もいるという。
ボリュームと味には自信を持つ。吉住さんは「食べに来てくださった方に損はさせません」と語る。
▽お薦めランチ ハンバーグとカニコロッケの盛り合わせ 650円(ハンバーグ130グラム)▽所在地 小山市城東7の17の16 電話0285・23・0128▽営業時間 正午~午後2時、午後6時~深夜1時半▽不定休