仲良く練習する須藤さん(左)と竹部さん

 【宇都宮】スポーツ綱渡り「スラックライン」の2018年女子世界ランキングで、市内を拠点に活躍する10代の“師弟”2人が1、3位となった。プロの須藤美青(すどうみお)さん(19)=宝木本町=は17年から2年連続。その指導を受け3位の日光市大沢中1年竹部茉桜(たけべまお)さん(13)=同市土沢=は「美青さんをお手本に頑張る」とさらなる飛躍を誓う。

 幅5センチのナイロンベルトの上で跳躍や回転など華麗な技を競い合うスラックラインは、米国が発祥の地。須藤さんの母でインストラクター資格のある直美(なおみ)さん(49)は「技に要求される敏しょうさが日本人向き」と言い、国内でも愛好者が増えている。国際的な競技者組織「国際スラックラインインビテーショナル」(ISI)による世界ランキングは、国内外で開かれる認定大会での最高得点に応じランキングされる。

 小5からスラックラインを始めた須藤さんは、直美さんらの指導を受け、宇都宮市内の公園や体育館を拠点に練習してきた。昨年6月、米国コロラド州で開かれた大会で17年を超える286・1点を記録して2連覇。「次の目標は300点台」と話す。

 竹部さんは、小4から須藤さん親子が指導、「基本の技を繰り返し練習するひたむきさが印象的だった」(須藤さん)という。同12月に名古屋市内でのランキング対象試合に初出場して好記録を出し、いきなり世界3位となった。「プレー時の浮遊感がたまらない」と魅力を語る竹部さんに、美青さんも「練習して、自分を超えるぐらい上手になってほしい」とエールを送っていた。