ゆずかろ亭(足利) 石畳膳 楽しめる変わり天ぷら

ゆずかろ亭(足利) 石畳膳 楽しめる変わり天ぷら

 史跡足利学校と鑁阿寺を結ぶ大日大門通り。江戸時代の蔵や石畳の道など情緒あふれる通りの一角に昨秋オープンした「ゆずかろ亭」では、天ぷらやすしなど料亭の味を気軽に味わうことができる。

 店主の大貫雄二さん(41)は、市内の老舗料亭「蓮岱館」や佐野市の旅館「一乃館」などで腕を磨いた。「自分の店を持つ」という夢をかなえるため、妻いずみさんが「風情がある」と気に入っていた同通り沿いに店を構えることになった。

 「石畳膳」は、新鮮な野菜や県産玄米を使ってヘルシーに仕上げた。一押しは、他店では味わえない変わり種天ぷら。鶏ささみは岩手県産の十文字鶏にこだわり、刺し身用の肉を使うことで軟らかく優しい風味を楽しめる。干し芋の天ぷらは、サツマイモのものより甘みが強く、何度も試したくなる味だ。

 冬季はお造りをすしにしたり、玄米ごはんを雑炊に仕上げるなど、季節感も大切にしている。「新鮮な食材をふんだんに使った熱々の品々を楽しんでほしい」と大貫さん。

 店名は雄二さんといずみさん、2匹の愛猫「和希」と「ろぜ」から1文字ずつ取って命名。「旬の食材や野菜をふんだんに使った食事を気軽に味わえる」と、地元住民や観光客に早くも人気を集めている。