トチノキ7本の伐採が決まったシンボルロード=27日午後、宇都宮市

 県は27日の県議会県土整備常任委員会で、県庁と宇都宮市役所を結ぶシンボルロード(県道宇都宮向田線)の拡幅工事に伴い、道路沿いのトチノキ7本を伐採する考えを明らかにした。古いものは戦前に植えられ、県木として県民に親しまれてきた“シンボル”だが、大木で移植が難しいという。木は3月中に伐採し、木材としての再利用を検討する。

 県道路整備課によると、拡幅するのは県庁正門前から南の110メートルで、県庁方面に向かう1車線を増やし、左折、直進、右折の3車線を確保。左折レーンを30メートルから80メートルに、右折レーンを25メートルから55メートルにそれぞれ延長する。

 対象のトチノキは栃木会館跡地側の9本。県が専門家による検討会を開いたところ、移植困難な木が多いことが判明した。小ぶりで移植できる可能性がある2本は、県総合運動公園に移す。

 同課の担当者は「伐採は残念だが、新たに4本程度若木を植え、県民に愛される景観にしていきたい」と話している。