自慢のタックルを武器にU18セブンズ日本代表入りを目指す秋田=佐野高グラウンド

 女子ラグビーの第29回関東大会が25日までに埼玉県の熊谷ラグビー場で行われ、高校生交流戦に出場した佐野高1年秋田若菜(あきたわかな)(16)=166センチ、60キロ=が「経験者の部」のMVPに輝いた。12月にニュージーランドで開催される18歳以下の7人制大会「ワールドスクールセブンズ」出場を目指す期待のホープは「実力を磨いて五輪やワールドカップで戦える選手になりたい」と目を輝かせる。

 15人制で行われた高校生交流戦には、経験者の部と初心者の部に1都7県の計5チームが出場し、秋田は栃木、群馬、埼玉3県の選手で構成された「北関東A」でメンバー入りした。3チームによる総当たり戦で2連敗したが、秋田はロックとして力強いタックルと50メートル6秒8の脚力を武器に大活躍。「積極的にボールを取りにいってトライにつながるプレーができた」と胸を張った。

 出身は足利市。兄と弟の影響で小学5年時に地元のラグビースクールに入団し、「タックルができれば試合に出られる」と考えから、母とマンツーマンでタックルを磨いた。佐野高付中時代は女子の関東ユースに加え、男女混成チーム「東毛ワイルドナイツ」にも所属し男子選手を相手に練習。3年時には関東女子代表として全国中学生大会で5位入賞した。「女子同士の試合では絶対負けられない気持ちになる」と強気な一面を見せる。

 昨年末には花園U18東西対抗に出場し、現在は全国からトップ選手が集まる日本協会の女子セブンズユースアカデミーで主将を任される。今月末からは国際競技力の向上を目的とした女子15人制合同合宿(和歌山県)に参加する予定だ。

 ワールドスクールセブンズ出場の前提となるのがU18セブンズ日本代表入り。着実に成長を続ける秋田は「自信のあるタックルをさらに磨いてメンバー入りしたい」と意気込んでいる。