国内で流行が懸念されているはしか・風疹の感染拡大を防ぐため、小山市は新年度から、予防接種を受けなかった市内の1~18歳の子どもが無料で接種できるよう全額助成する方針を固めた。対象者は約2500人の見込みで、2021年度までの3年間で全員接種を目指す。集団免疫をつけ、感染予防を徹底する狙い。県小児科医会によると、全国でも例のない取り組みだという。

 はしか・風疹は国内では一時下火になったものの、海外からウイルスが持ち込まれるなどして再び増加している。市は20年の東京五輪・パラリンピックに向けて、予防接種の徹底を図りたいとしている。

 接種するのは、はしか・風疹混合ワクチン。小学校入学前までに2回接種すると効果があるとされ、1回目を1歳で、2回目を小学校入学前の1年間で接種する。無料だが指定期間をすぎると自己負担となり、費用は約1万円(医療機関によって異なる)。