【よるのみや】表情豊かなみその味わい 囲 KAKOI

【よるのみや】表情豊かなみその味わい 囲 KAKOI

 オリオン通りの路地を入ると、こぢんまりした入り口辺りから明かりがこぼれる。目立たない雰囲気がいい。

 そんな“隠れ家”で「いろいろ試して気に入ったのが、那須のこうじ屋で造ったみそ。ぜひ味わってください」と岩井昭佳(いわいあきよし)店長(36)。ひと手間かけた自慢の「つまみ味噌(みそ)」はニンニク、サンショウ、梅、ユズ、うに、四川、鶏みその7種類(単品税別250円、3種同490円)。

 ならば「合わせ野菜」(大500円)で全種類頂こう。

 芽キャベツに梅みそをつけると、口中にみずみずしさと梅の酸味が広がる。赤みそベースの鶏みそは、甘いカボチャなどと好相性だ。ミョウガやコーンに載せたうにみそは、コクとうまみを倍加。ん、ミョウガは四川みそだと一層パンチが効くな…。表情を変えるみその数々はすでに料理。日本酒で楽しむ人が多いのも納得だ。

 意外なのはミニトマトにユズみそ。ジューシーな果肉に爽やかな香りとコショウの辛さが相まって、食欲をそそる。「焼き味噌おにぎり」(同290円)お願い!

 朴葉(ほおば)焼きや西京焼きなど、みそを使った品はほかにも。岩井さんは「秋には自分が仕込んだみそができますよ」。こりゃあ、本社から行く楽しみができた。