【麺ロード】光楽菜館(足利)

【麺ロード】光楽菜館(足利)

 ふわふわの卵にあっさり塩味のスープ。オリジナルの「柳黄麺(りゅうおうめん)」(税込み900円)は「ランチで余った卵スープに、麺を入れてみようかなと思いついたのがきっかけ」と店主の柳沢宏幸(やなぎさわひろゆき)さん(57)。「柳沢さん家の黄色いラーメン」がネーミングの由来だ。

 洋食を学び、都内で厨房(ちゅうぼう)に立っていたが、30歳で故郷に戻り、父の故延(のぶ)さんの下で中国料理の修業を始めた。

 「スープの取り方から教わったが、お玉とか包丁とか器具も火力も違う。子どもの頃から見てはいたけど、最初は戸惑いましたね」

 40歳を過ぎて店を任されると、父親の味を継承しつつも、極力油を控え、時代に合わせたメニューの開発に取り組む。妻悦子(えつこ)さんとの楽しい共同作業だという。

 柳黄麺をはじめ、刀剣展にちなんだ15~16センチのチーズ入り「刀剣餃子(ぎょーざ)」(300円)、ユーリンチーのたれをかけた「揚げ出し豆腐」(500円)など、今では60種類超が並ぶ。

 最新作は地元のトマトを使ったイタリア風ギョーザ。来春、イベントに合わせ期間限定で提供する。

 ビストロ風の外観、ステンドグラスや間接照明が多用されたおしゃれな店内は、女性客や年配客が、ゆっくり優しい中華を味わう。

 「『おいしかった』と言ってもらえるのが何より。これからもみんなに喜ばれるような店を目指します」

 ◇メモ 足利市伊勢町3の1の4。ランチは午前11時半~午後2時。ディナータイム午後5時半~10時(日曜は9時半。ラストオーダーは各30分前)。月曜定休。(問)0284・41・5465。