【県北カフェ巡り】中国茶〓瑰(メイクイ)(大田原)

【県北カフェ巡り】中国茶〓瑰(メイクイ)(大田原)

 隠れ家的な木造りの店内に恐る恐る入ると、アンティーク調の調度品類が落ち着いた雰囲気を醸し出していた。

 「皆さん、初めは入りにくいと言うんですよ」。こう出迎えてくれた〓瑰経営菅野優子(かんのゆうこ)さん=大田原市末広2丁目=の笑顔で、気持ちがほぐされる。

 県内で珍しい中国茶専門店。中国茶は小さな茶つぼに客が自ら湯を注いで煎(せん)を重ね、何杯も楽しめるため「ゆったりしてもらえる」(菅野さん)。2008年の開店以来、地域に馴染みながらファンを増やしてきた。

 産地や発酵の度合いなどで1千種を超える中国茶の中からこだわりの60種をそろえる。ドライフルーツ付きで600~1100円(税込み)。冷やして飲むイメージの強い烏龍茶は湯を注ぎ、まず香りを楽しむ。「凍頂(とうちょう)黄金烏龍茶」は湯気を吸い込むと、すっと心が静まっていくのが分かった。

 「むくみを取りたい」「温まりたい」と効用を求める女性客や1人で来る男性客もいて平均2、3時間いるという。

 「お客がリラックスする瞬間がある。それを感じるのが好きなんです」 タイミングを見ながら10席ほどの店内を回る菅野さんの心遣いが、また安心感を与えてくれる。

 ◆メモ 大田原市末広2の10の5。午前10時半~午後6時。水曜定休。(問)0287・24・0762。

 ※〓は攻の工が王