【県北カフェ巡り】カフェレストラン糸(大田原)

【県北カフェ巡り】カフェレストラン糸(大田原)

 旧黒羽町の街中を抜けた国道461号沿い、里山の自然に囲まれて立つ「カフェレストラン糸」。オーナーの高塩玲子(たかしおれいこ)さん(61)の実家を改装して作った店内は、障子の欄間などをそのまま残し、懐かしい雰囲気が漂う。

 2013年にオープン。店名は、同じ年に亡くなった高塩さんの実母イトさんから取った。「母の名前と母の守った家を残したい」という思いが込められている。

 カフェのテーマは「癒やし」。高塩さんの夫典夫(のりお)さん(65)が手入れした庭や里山の草木の緑が訪れた人の目を癒やす。

 料理には地元の新鮮な野菜をふんだんに使い、だし汁をベースにした優しい味付けにこだわる。一番人気の定食「『和』スペシャル定食」(税込み1150円)はメインのとろろとともに季節の食材を取り入れた小鉢が彩り豊かに並ぶ。

 主婦層を中心に県内外から多くの人が訪れる。また、地域おこし協力隊と連携するなどしてイベントも開催している。高塩さんは「育ててくれた地域の皆さんに恩返しがしたい。できる限り長く続けていければ」と笑顔で話した。

 ◆メモ 大田原市北野上1731。毎週水曜、第1、3日曜定休。午前11時~午後5時。(問)0287・54・0544。