約180人が意見を交換したコンファレンス=宇都宮市内

 野球人口の減少問題について県内関係者らが意見交換する「野球人口を考えるコンファレンス」(県野球連盟主催、下野新聞社、県高野連など後援)が23日夜、宇都宮市駒生町のとちぎ健康の森で初開催され、約180人が解決策などを話し合った。

 県野球連盟が近年深刻さを増してきた野球人口の減少を受けて企画した。2009年からの10年間で全国の男子中学生が9・6%減少したのに対し、軟式野球部員数は45・7%減ったデータを提示。「減少の原因」「親の負担」「自分たちにできること」など多角的な観点で解決策を探った。

 参加者からは「お茶くみ当番を県連盟で廃止」「地域や学校が協力し、野球部以外の児童や未就学児へのアピールが大事」など減少を食い止めるための意見が出された。

 ゲストで早大野球部OBの勝亦陽一(かつまたよういち)東農大応用生物科学部准教授が「課題は明らかになった。これからはチームを変えていくことが必要」と総評。県野球連盟の佐藤貢一(さとうこういち)競技推進部長は「今日の内容を周囲と話し合って考えてみて」と呼び掛けた。