【よるのみや】オギノラーメン 昭和の薫り漂うチャンポン

【よるのみや】オギノラーメン 昭和の薫り漂うチャンポン

 千鳥足で中心街から路地に入れば、宮っ子おなじみの赤い看板が目に飛び込む。師走が近づき寒さも増した。うん、今夜のシメは「オギノ」に決めた。

 1948年に材木町で創業した老舗ラーメン店。中央通り(シンボルロード)沿いに移転後、今の場所に再移転して51年たつという。ウインドーに並ぶ食品サンプル、先に会計を済ませ、手渡される札と料理を引き替える注文手順。変わらぬ昭和のたたずまいに、40歳の記者はほっとする。

 オギノといえばチャンポン。再移転を機に2代目の荻野知廣(おぎのともひろ)さん(75)がメニューに加え、店の代名詞に育った。6種類あり、今日はボリュームたっぷりの「五目チャンポン」(税込み780円)かな。イカ、エビ、味付け肉など具材の飾らぬ豪華さ、昆布や鶏がらだしが利いた優しいしょうゆ味。やっぱり、これだね。

 唯一のお酒「びんビール」(500円)を傾け、やや大ぶりの「焼ギョウザ」(320円)を頬張るのもいい。「そりゃ、お客さんの『おいしいよ』が力だよね」と荻野さん。共に店を切り盛りする奥さん、息子さんと、人なつっこい笑顔を見せてくれた。

 【メモ】宇都宮市池上町2の10▽営業時間 午前11時~午後9時(月曜は午後2時まで)▽定休日 月1回の不定休▽(問)028・634・7939