第49回下野教育美術展(下野新聞社主催、県美術教育振興会協賛、県教委など後援)小中学校の部の表彰式が22日、宇都宮市のFKDインターパーク店で開かれ、上位入賞者と団体賞受賞校に表彰状と記念品が贈られた。同所では27日まで中央展が開かれ、銅賞以上の2397点が展示されている。
中央審査委員長を務めた日下田英彦(ひげたひでひこ)下野市南河内中校長(60)は「作品から気持ちがとても伝わってくる。これからも自信を持って制作し、自分の力を高めてほしい」などと講評した。
会場には豊かな感性が光る絵画、版画、デザインの作品が並べられ、来場者の目を引いていた。
孫2人が入賞したという同市西川田町、無職佐藤節夫(さとうせつお)さん(73)は「一つ一つ心を込めて描いていることが伝わってくる。エネルギーをもらった」と笑顔で話していた。
県北展は3月15~18日に那須塩原市のザ・ビッグエクストラ那須塩原店、県南展は同23、24の両日、壬生町城址(じょうし)公園ホールで行われる。