【お持ち帰りグルメ】トリミソ炒め 香楽(日光)

【お持ち帰りグルメ】トリミソ炒め 香楽(日光)

 まさに店名の通り、食欲をそそる香ばしさが嗅覚をくすぐる。独自に調味した八丁みそを決め手に、衣を付けて揚げた鶏肉と野菜、マッシュルームを強火で炒めた「隠れメニュー」。店主町田義夫(まちだよしお)さん(72)は「炒めて光沢が出れば申し分ない」とうなずく。

 東京都や名古屋市の中華料理店で修業した町田さんが1974年に創業。「本格中華を安価に」と一つの食材で何品も作れるよう工夫し、メニューは110品を超える。ほとんどが持ち帰り可能で、「年間売り上げの3割がテークアウト」という。

 持ち帰りは容器代として10円を加算する。特に人気を集める「トリミソ炒め」(単品税込み1070円)のほか、筋を丁寧に取り除いて唐揚げにしたレバーを使った「レバー炒め」(同710円)も大好評。口コミで人気が集まり、県外からの注文も入る。

 客の大多数がリピーターで、町田さんは「地域の人に支えられている。中華鍋を振る力がある限り、厨房(ちゅうぼう)に立ちたい」。2代目の長男則友(のりとも)さん(39)も「多くの人と顔を合わせて商売するのは楽しい。父の味に近づけるように工夫を重ねたい」と力を込めた。

 ◆メモ 日光市清滝2の3の30。午前11時~午後3時(ラストオーダー2時半)、午後5~9時半(同9時)。水曜定休。(問)0288・54・3412。