自らまとめた冊子を手にする中山さん

 【日光】足尾銅山にまつわる歴史の掘り起こしを行う地域おこし協力隊員中山貴仁(なかやまたかひと)さん(24)は21日までに、2年間かけて足尾町の住民から聞き取った「地域の記憶」を冊子にまとめた。前任者から引き継いだ調査で、銅山とともに栄えた昭和初期の繁華街の様子に初めて焦点を当てた。24日に市足尾行政センターで発表会を開いて参加者に無料配布するほか、市内外の公共施設にも配る。

 タイトルは「ごめんください、足尾のこと教えてください!」。前任者が2015、16年にまとめた冊子の第3弾と位置付けた。銅山労働や治山を題材としたこれまでの2冊に対し、昔の繁華街の様子として「商店」「映画館」「芸者」の三つを取り上げた。

 同日から3月19日までは同センターで史料の展示も行う。(問)同センター0288・93・3115。