【よるのみや】やまざき

【よるのみや】やまざき

 下野新聞社本社のすぐ南側にあり、社員が昼も夜もよくお世話になっている。先日飲み友達と頂いた刺し身の感動を再び味わいたくて、のれんをくぐった。

 柔和な笑顔で迎えてくれた店主の山崎訓男(やまざきくにお)さん(52)。母の実家だった築100年の古民家を改装し、2012年に開店した。当時のままのはりを生かした内装は、落ち着いていて実に居心地がいい。

 まずは刺し身をお任せで注文だ。盛り合わせは2~3人前3000円(税込み)。マグロ、エビ、ヒラマサなどが宝石のごとく盛られている。キスの昆布締めはさっぱりとした中にうま味があって、やだ、箸が止まらない!

 「ぜひ日本酒と一緒に。味が奥深く変化するよ」。どれどれ。茨城の「結(むすび)ゆい」をクイッ。おぉ、うまみが増していく。「キレと甘み、それぞれの味わいの日本酒を交互に飲むのも楽しいよ」とにっこり。そのまま飲み比べも体験させてもらった。もう、大満足。

 店主のこだわりに耳とおちょこを傾ける夜。こんなぜいたくがあるのかと、帰路もしばらく余韻に浸っていた。

【メモ】宇都宮市泉町4の12▽営業時間 午前11時30分~午後1時30分、同5時~10時(夜は予約のみ)▽定休日 日曜、祝日▽(問)028・625・1777