【お持ち帰りグルメ】武平まんじゅう 和田菓子店(日光)

【お持ち帰りグルメ】武平まんじゅう 和田菓子店(日光)

 のどかな田園風景の広がる日光市小林地区。創業100年以上の歴史を誇る和菓子店に根強いファンは多く、県内外から1日100人以上が来店する。

 客の目当ては店の代名詞でもある「武平まんじゅう」。価格は1個65円(税込み)。店を切り盛りする和田(わだ)ケイさん(91)が「遠くから訪れるお客さんにも喜んでほしい」と価格は過去1回しか上げていない。

 日露戦争従軍後に創業した初代武平(ぶへい)さんが考案。当時から素朴で懐かしい味わいは変わらない。小麦粉に黒糖を混ぜた生地はもっちりとした食感が特徴だ。

 北海道産小豆を使用したこしあんは甘さ控えめ。あんを冷ますため、販売当日分は前日午前3時から大釜で煮詰めてから時間を置くなど、半日以上の手間を掛けている。

 1日3500~4千個作るが、午後には毎日ほぼ完売。中には一度に数百個を買い求める客もいるという。事前予約は必須になっている。

 来店前に電話すれば、午後6時まで取り置いてくれる。賞味期限は2~3日だが、冷凍すれば長期保存できる。お中元にも最適のお土産だ。

 ◆メモ 日光市小林2690。午前8時~午後6時。水曜定休。(問)0288・26・8054。