毎回大勢の高齢者が参加する「うた声仲間」

 【宇都宮】新里町の道の駅うつのみやろまんちっく村で、ほぼ毎月1回開かれている歌の会「みんなで歌おう うた声仲間」が人気を呼んでいる。スタートから10年目を迎え、125回目となった20日は、高齢者約450人が懐かしい歌を合唱し交流を深めた。市内を中心に活動するボランティアバンド「まつぼっくり」(見目信三(けんもくしんぞう)リーダー)が、前身のバンド時代も含め、生演奏で盛り上げてきた。

 うた声仲間は、同道の駅が高齢者に楽しみを提供しようと企画。まつぼっくりの前身のバンドに演奏を依頼し、2009年9月から始まった。まつぼっくりののメンバーは現在6人。音楽経験者も多い。

 昭和30年代に流行した「歌声喫茶」の雰囲気を大切にし、「栃木県民の歌」「宇都宮の歌」、ロシア民謡、季節の唱歌、1970年代の流行歌などを25曲以上、1時間半演奏する。初回からのメンバーで元音楽教師、鈴木基司(すずきもとじ)さん(84)による曲の解説も人気だ。

 初回の参加者は20~30人だったが、最近は400人を超える。多くは60~80代で、「他の会より男性が多い」(メンバーの石黒美枝子(いしぐろみえこ)さん)という。