日銀が政策金利を引き上げる見通しとなった。変動金利の住宅ローンは一定期間後に月々の支払額が増えることになる。今後住宅を購入する現役世帯にとってもハードルが上がりそうだ。普通預金や定期預金の利息は増え、返済を終えた高齢者や貯蓄の多い富裕層には恩恵もある。影響は各家庭で差が出そうだ。
日銀が6月に利上げを決めれば、マイナス金利を解除した2024年3月の決定も含めると5回の利上げに踏み切ったことになる。10年固定型で1%程度が普通だった住宅ローンは、3%台の商品も見かけるようになった。
みずほ総合研究所によると、0・75%から1・0%への利上げにより、家計全体では1世帯当たり、年1万1千円のプラスの影響が出るという。銀行預金の利息や、個人向け国債の利払い増加を反映している。
ただ住宅ローンなど負債のある29歳以下の世帯では年4万1千円、30~39歳の世帯では年3万8千円のマイナスとなる。現役世代を中心に金利負担増が集中する形だ。
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