【お持ち帰りグルメ】とうがらしコロッケ 岡繁(大田原)

【お持ち帰りグルメ】とうがらしコロッケ 岡繁(大田原)

 食肉店のコロッケと言えば、一昔前はおやつとして定番だった。ラードなどを使い、カラッとした揚げたては格別だ。

 1952年創業の「岡繁」は食肉店として始まり食堂を併設した。社長の岡野繁雄(おかのしげお)さん(63)によると、東野鉄道(1968年廃線)の駅前だったこともあり、大田原女子高生が家で頼まれて晩のおかずに買って帰ったという。

 岡野さんは2代目。妻、2人の息子らと店を切り盛りする。客も2代、3代目になったが、コロッケは家庭のおかず、おやつとして受け継がれている。

 とうがらしコロッケ(税込み110円)が加わったのは約10年前。市特産のトウガラシ「栃木三鷹」を軸にまちおこしを行う「大田原とうがらしの郷づくり推進協議会」に賛同し新商品として開発した。

 特有の辛さを生かしつつ、万人の口に合うように味をまとめるまで1カ月を要した。口に入れるとサクッとした食感の後、辛さが広がり、じわりと汗ばむ。そして後を引く。まとめ買いするリピーターがいるのもうなずける。

 トウガラシ味はメンチ(同)、唐揚げ(同)もある。岡野さんは「辛い物が平気な人はぜひ試して」と熱さ抑えめに話している。

 ◆メモ 大田原市山の手1の3の9。午前11時半~午後2時、同5~10時。日曜の昼は休み。(問)0287・22・2474。