【お持ち帰りグルメ】「日光人形焼き」 みしまや(日光)

【お持ち帰りグルメ】「日光人形焼き」 みしまや(日光)

 東武日光駅から世界遺産の二社一寺へ北進する途中の国道119号(日光街道)の左手。ほんのりとした甘い香りが行き交う観光客の鼻を優しくくすぐる。

 老舗店が軒を連ねる同街道沿いの「日光彫り 三島屋」に併設され、2014年2月にオープン。国産100%の材料にこだわった計8種類の人形焼きは、幅広い年齢層の女性から根強い支持を集めている。

 目玉は日光東照宮でもなじみ深い「三猿」をモチーフにした人形焼き(税込み130円)。多い日には約400個も売れる人気商品だ。北海道産の小麦に、卵はコクのある宇都宮産の「磨宝卵(まほうらん)」を使用。こしあんには北海道の大雪山小粒小豆「しゅまり」、地元尾瀬のトチノキの花の蜂蜜が隠し味だ。

 あんは甘さ控えめ。カステラ生地のしっとりとした食感と柔らかな風味が、ふんわりと口の中で広がる。「さる年だけに『三猿』の売れ行きがいいですね」と店主の中山圭一(なかやまけいいち)さん(44)。2日ほど置くと生地にあんがなじみ、絶妙な味わいになるという。

 ツバキの花の人形焼き(同100円)や三猿に加え、眠り猫、陽明門、昇り龍と降り龍の計7種セット(同1300円)も販売。どれも納得の逸品だ。

 ◆メモ 日光市石屋町440。午前9時~午後5時。木曜定休。予約可。(問)0288・54・0488。