【続・北の味めぐり】那須の内弁当「なすべん」 なすとらん(那須)

【続・北の味めぐり】那須の内弁当「なすべん」 なすとらん(那須)

 地元産の食材をふんだんに使った1日限定15食のランチプレート(税込み1300円)。町に伝わる九尾の狐(きつね)伝説にちなみ、地元産食材を使った9品で構成する。

 メーンのハンバーググラタンには那須和牛を使用。ハンバーグには、角切りのウドやハトムギを混ぜている。牛乳と米粉を使ったホワイトソースを注ぎオーブンへ。町内の酪農家から仕入れたチーズの香りが食欲をそそり、ジューシーな肉がとろとろのソースとよく絡む。これ一品で何種類もの食感を楽しめる。

 那須産のコシヒカリを使ったおむすびや焼いた白美人ネギ、春香うどの酢みそがけなど、素材本来の味を生かした品もある。サラダやスープには、道の駅内の直売所で仕入れる朝採れ野菜を使用。約30種類の野菜を味わえるぜいたくなプレートだ。

 那須地域の食の魅力の発信拠点にしようと、地元農家や観光業者らが中心となり2007年にオープンさせた。那須和牛のコロッケや高原野菜を使ったカレーなどの料理で、地元産食材をPRしてきた。

 開業時から携わるなすとらん倶楽部(くらぶ)運営組合組合長の永山優子(ながやまゆうこ)さん(67)は「一皿で那須のおいしさを全て楽しめる。那須に足を運んだ際にはぜひ」と話している。 なすべんは。同店のほか町内8施設でも提供している。