【カフェ巡り】珈久屋(足利)

【カフェ巡り】珈久屋(足利)

 店の入り口には、「コーヒー、ケーキ、ピアノで癒やしのひと時を…」のメッセージ。

 都内の音楽大の声楽科を卒業した伊神悦子(いがみえつこ)さん(49)が2013年、「音楽を楽しみ、リラックスしてもらえるような場所をつくりたい」と、実家の米店の一部を改装しオープンした。

 店名の「珈久(こく)屋」は、子どものころから親しんでいた米店の愛称「穀屋」からとった。

 大正期に建てられた店舗内にはグランドピアノが置かれ、音楽愛好家の発表の場としても使われる。25日午後には群馬県桐生市からピアノ奏者を招き、月1回の生演奏会を開く。

 音楽鑑賞のお供には、少し濃いめのコーヒーと栄養士の友人が作る季節のケーキが人気だ。「軽い食事もしたい」という常連客の要望に応え、4月からオリジナルのドライカレーを提供しようと準備を進める。

 伊神さんが理想とする「癒やしの場」づくりは、まだ道半ば。「中で音楽をやっているということで少し敷居が高く感じる人もいるかもしれないが、とにかく気軽に入ってきてほしい」と話す。

 ◇MEMO 足利市葉鹿町260の1。午前9時~午後6時。日曜、祝日定休。(問)0284・62・0043(石井商店内)。