【続・北の味めぐり】極上はまぐり潮麺 店内製麺さくら(那須塩原)

【続・北の味めぐり】極上はまぐり潮麺 店内製麺さくら(那須塩原)

 もちもちしたコシのある太麺に、あっさりだがパンチのあるスープが良く絡む。看板メニュー「極上はまぐり潮麺(税込み850円)」は店主黒須大樹(くろすだいき)さん(30)のこだわりが詰まった一品だ。

 ベースとなる塩ダレは、日高昆布や真折昆布を一昼夜水出ししてだしを取る。鶏がらなどを約8時間炊いた動物系スープとハマグリだしを合わせ、見た目はあっさりだがうま味が凝縮されたスープに仕上げている。

 店の看板には「店内製麺」の文字。麺は厨房(ちゅうぼう)内の製麺機で毎朝仕込んでいる。小麦は北海道から取り寄せ、保存料、着色料は一切使用しない。「毎日同じレシピでは良い物は作れない」といい、気温や湿度に応じて水や塩分量を調整。試行錯誤を続け、常に最高の麺を提供している。

 黒須さんは高校卒業後、県北のラーメン店で約10年間店長を務めた。2014年11月、念願の店をオープンさせ、店名には「そばにあるだけで幸せになれる店に」との思いを込めた。

 「自分の子どもにも安心して食べさせられる物を作りたい」。ひたむきなラーメンへの思いが、極上の一品を作り出している。

 ◆メモ 那須塩原市沓掛705の1。午前11時~午後2時、同6~9時。月曜定休。(問)0287・73・5444。