【この店この逸品】ジェラート 清流の郷かすお(鹿沼)

 どのジェラートを選んでも、地元の味を楽しめる。材料となる卵や牛乳、果物、野菜などはほぼ全て鹿沼産、特に旧粟野町地域で採れたものにこだわっている。田舎だからこそできる、食材を生かしたぜいたくな地産地消ジェラートだ。

 鹿沼市粕尾地区の住民でつくる「粕尾ふれあいの郷づくり推進協議会」が運営する施設「清流の郷かすお」で、オープン当初の2005年から販売。小倉やミルク、ユズなどの定番メニュー10種と、季節ごとの味を提供している。

 春のブルーベリー、夏のトマト、秋のクリなど、季節の味の材料は全て粕尾産。下ごしらえから繊細な味の調整まで、一貫して同協議会アイス部の女性たちが行っている。

 アイス部長の須藤博子(すどうひろこ)さん(61)は「都心から来た人が『東京でこれを食べようとしたら、この値段では絶対食べられない』と言っていました」と話す。

 さまざまな農産物をジェラートにしようと挑戦してきた須藤さんがこの冬に提供するのが「甘酒ジェラート」。他のメニュー同様、さっぱりとして食べやすいため、甘酒が苦手な人もおいしく食べられる。

 ◇メモ ジェラートは280円(味は2種類)▽鹿沼市下粕尾1308の1▽(問)0289・83・0012▽営業時間 午前10時~午後4時(土日祝日は4時半)、火曜定休(祝日営業)