【この店この逸品】「生ちらし寿司」石の巻屋(宇都宮)

 イカ、エビ、赤身と中トロの2種類のマグロに、キンメやヒラメなど季節の白身魚。ウニとイクラが格別の輝きを放つ。特上生ちらし寿司(すし)は、ほど良い甘さの卵焼きなども含め15種類の具材が楽しめる。

 3代目石母田彰久(いしもたあきひさ)代表(45)が宇都宮市中央卸売市場や築地から仕入れた新鮮な魚は大きめにカット。「その時季に一番おいしい魚を味わってほしい」と、一部のネタは季節によって変えるという。

 豪華なネタの下に隠れているのは、母安子(やすこ)さん(68)手製の酢飯。1ミリリットル単位の水加減にこだわってふっくらと炊きあげた米は、海産物の個性を最大限に生かす名脇役だ。

 店の名前は、初代の義雄(よしお)さん(故人)の出身地、宮城県石巻市からとった。海無し県で出合えるてんこ盛りの海の幸は、東北の港町に負けず劣らずの味わい。

 生ちらし寿司は電話注文が必要で、午前11時半以降に受け取れるという。

 ◇メモ 生ちらし寿司は並1050円、上1680円、特上2300円(すべて税別)▽宇都宮市宮町1の3▽(問)028・622・5123▽営業時間 午前9時30分~午後6時30分▽定休日 日曜