【よるのみや】“穴場”で味わう極上小籠包 上福楼

【よるのみや】“穴場”で味わう極上小籠包 上福楼

 薄皮にそっと箸を入れると、止めどなくあふれ出る熱い肉汁│。木枯らし吹く夜こそ、小籠包に身も心も委ねたい。

 ここは本格的な台湾小籠包、点心が二十数種類楽しめるが、「夜飲み」と縁遠いイメージのデパート内にあるだけに、まさに穴場。

 台湾スタイルは、合わせ酢(黒酢と白酢)にしょうゆをブレンドした独特の酢じょうゆと針ショウガでいただく。肉汁を味わい、小籠包を口に含むと、絹のように滑らかな薄皮の舌触りに驚きを禁じ得ない。

 「本場台湾の点心師2人が皮から手作りし、できたてを蒸し上げる自慢の味です」と菊地一恵(きくちかずしげ)店長(48)。なるほど、薄皮とあんのバランスは絶妙だ。カニみそ入り、エビ入りの3種類が入った「三種小籠包」(6個、税込み1010円)なら、さらに個性的なうま味が楽しめる。

 ほかにも、マーボー豆腐のおこげ料理(同2100円)や豚肉とピーマンの細切り焼きそば(同1190円)など、一品料理が充実。下戸の自分を尻目に紹興酒が進む仲間の言い訳は、「料理のおいしさ」だ。

メモ 宇都宮市宮園町5の4東武宇都宮百貨店8階▽営業時間午前11時~午後9時30分▽定休日 同百貨店に準じる▽(問)028・612・2688