【この店この逸品】「ロース・ベリーハム」手造りハム・ソーセージ&デリカ ダンケ(下野)

 直径約12センチ。一口で食べるのは至難の業だ。ロースとバラを切り離さずにそのまま巻いて作るのが特徴。かむごとに肉の脂の甘さが広がる。サンドイッチやサラダ、ハムステーキにするのがお薦めだという。

 原料には厳選した国産の豚肉を使用。塩漬け用の液に7~10日漬け込むのがポイントだ。通気性のケーシングに詰めた後、スモークハウスにつるして乾燥、くん煙、ボイルして完成となる。

 1996年、「安心とおいしさを食卓へ」をコンセプトにオープン。保存料、防腐剤などを一切使用していない。松岡裕之(まつおかひろゆき)代表(58)は「大手企業のような作り方はできないからこそ、こだわった味を届けたい」。

 コロッケなどは注文を受けてから揚げ、出来たてを提供するほか、時間指定の予約にも対応する。市内の小中学校の給食にも使用されるなど、地元の食にも貢献している。

 店名「ダンケ」はドイツ語の「ありがとう」。松岡さんは「お客さんが来てくれるからこそ、作りがいがありますね」と笑顔を見せた。

 ◇メモ「ロース・ベリーハム」は100グラム460円(税込み)▽烏ケ森1の1の2のエスポアール107▽(問)0285・44・7086▽営業時間 午前10時~午後7時▽定休日 日曜、祝日の月曜