【カフェ巡り】カフェ ド ワルツ(足利)

【カフェ巡り】カフェ ド ワルツ(足利)

 磨き込まれた木のテーブルに、オレンジ色の照明。昔ながらの「純喫茶」では本を片手にカップを傾ける客や、友人と話し込む客らがゆったりとくつろぐ。

 「喫茶店を開くのが夢だった」というマスターの小林芳雄(こばやしよしお)さん(63)が1980年、妻の悦子(えつこ)さん(60)と共に、実家のたばこ店の倉庫を改装して店をオープンさせた。

 開店当初から変わらず、炭火焙煎(ばいせん)の元祖、萩原珈琲(コーヒー)(神戸市)の豆を使用。「一杯一杯丁寧に、変わらないおいしさを」がモットー。コーヒーは1杯395円で、20年以上価格を変えずに提供している。

 店内の棚には、マスターが趣味で集めた小説や漫画が1千冊以上。足利を舞台にした広末涼子(ひろすえりょうこ)さん主演の映画「桜、ふたたびの加奈子」では、撮影で「古本屋」として使用されたほどだ。

 音楽愛好家でもあるマスターが店名を「ワルツ」にした。雰囲気、味わい、居心地の良さ。ワルツのように“三拍子”そろっている。

 MEMO 足利市朝倉町3の21の16。午前11時~午後10時。月曜定休(祝祭日は除く)。(問)0284・72・5286。