【この店この逸品】焼きそば 麺工房なかやま(さくら)

 もちもちとしたコシのある麺にソースの香り。「懐かしい焼きそばの味」とファンが多い。

 さくら市の「中山製麺」社長中山和昭(なかやまかずあき)さん(50)が営む焼きそばの持ち帰り専門店。同市氏家地区で取引先だった2軒のやきそば専門店がいずれも廃業したため、「それなら自分で」と2年前に始めた。

 本業の製麺はラーメンから焼きそば、うどん、そば、ギョーザの皮まで。ラーメンの麺を蒸したのが焼きそばの麺。昔ながらのせいろで蒸す。もちもちとした食感が生まれるという。最良質のラードを使い、ソースは液体と粉末の2種類。さらに豚のひき肉を加えてうまみを出す。

 「麺の状態を見ながら、ふわっと仕上げられるのがせいろのいいところ。今は製麺業で、せいろを使っている所はまずないのでは。夏は暑くて大変ですが」と中山さん。「焼きそばを始めたことで、すべての行程に関わり、麺を食べるお客さんの声を直接聞けるようになった。自分の麺を使うことで、麺の製造にも結びつく。やってよかった」

 氏家地区で2千円分以上は配達もする。

 ▽メモ 焼きそばは1人前350円(税込み)、目玉焼きなどトッピングは3種類各50円▽さくら市氏家2418の11▽電話028・682・2481▽営業時間 午前11時30分~午後2時、同4時30分~6時▽定休 日曜日