【続 北の味めぐり】そばソフトクリーム 道の駅東山道伊王野(那須)

【続 北の味めぐり】そばソフトクリーム 道の駅東山道伊王野(那須)

 那須町の東部、国道294号沿いに位置する道の駅東山道伊王野。開業15年周年を迎える中、長年変わらない味で来訪者に親しまれているスイーツがある。

 「そばソフトクリーム」(300円)。グレーに染まる商品を見ると、一瞬躊躇(ちゅうちょ)してしまいそうだが、口に運ぶとさっぱりした甘さと香ばしいソバの風味が広がる。バニラの甘さとマッチしたくせのない味で、ほのかにそば粉独特の舌触りも感じる。コーンの底までぎっしり詰まったソフトクリームは、食べ応えも十分だ。

 そばの里として売り出している同施設。地元にしかない看板メニューを作ろうと、ソフトクリーム製造卸の日世(大阪府茨木市)と共同開発、2002年夏から販売している。地域の農家から仕入れた地場産のソバの実を同施設のシンボル「水車小屋」の石臼でひく。

 そば粉を7分間いることで、香りが増し、色は黒色に変化。注文数に応じて仕込むため、多い日は10回以上繰り返し、施設の敷地内がソバの香りで満たされることもあるという。

 茶屋の責任者を任されている関戸(せきと)トミ子(こ)さん(51)は「最初は敬遠されるかもしれないけど、一度試してみてほしい。甘さは控えめでさっぱりした味わいなので秋口にもお薦めです」。

 ◆メモ 那須町伊王野459。午前8時半~午後5時。年始のみ休館。(問)同駅事務所0287・75・0653。