渡良瀬川の浅瀬で餌を捕る様子が確認された「きらら」=1月25日、栃木市内(県県南環境森林事務所提供)

 【栃木】市内で1月、左脚をけがしているのが見つかった国の特別天然記念物コウノトリの「きらら」について、県県南環境森林事務所は16日までに、自力で餌を捕る行動などが確認されたとして、保護する必要はないと判断した。脚のけがは完全には回復していないが、両脚で立つことは可能な様子で、飛ぶには問題がないという。

 自然界で放鳥を続けることになるが、同事務所は「けがをしている鳥は特に警戒心が強くストレスを受けやすい。観察するときは150メートル以上離れるなど、ルールを守ってそっと見守ってほしい」と求めている。

 きららは1月11日、藤岡町地区で左脚が負傷しているのを発見され、当初は餌を捕るのも困難な様子だった。通報を受けた同事務所が観察を続け、傷病鳥獣として保護するか慎重に検討していた。