【この店この逸品】おからのちから 小梅堂(市貝)

 里山に囲まれたログハウスの工房兼店舗はまさに「隠れ家」。天然酵母と国産小麦粉にこだわって作った15種類のパンの中でも、一風変わっているのが、使う小麦粉の3割をおからに換えた「おからのちから」だ。

 形は長さ16センチほどの「かまぼこ型」で、手に取るとずっしりと重さを感じる。スライスして焼いたパンを一口食べてみると、外はかりっ、中はしっとり。砂糖を使っていないがそのままでもうっすら甘みを感じる。店主の伊藤寛司(いとうひろし)(63)さんは「1次発酵に12時間掛けることでうまみが増す。きんぴらなどの総菜を挟む食べ方もおすすめです」。

 糖尿病を患った常連客から「炭水化物に含まれる糖質を抑えたパンを」との声が寄せられ2年前に商品化。おからの割合は、味や食感のバランスを考慮して決めた。おからは国産大豆を使う宇都宮市内の豆腐店から調達している。

 パンの味はプレーン、くるみ、ごまの3種類。高齢者やダイエット中の人などに人気で、道の駅サシバの里いちかい(市貝町市塙)とあぜみち駅東店(宇都宮市中今泉2丁目)でも販売している。

 ◇メモ  「おからのちから」は1本320~450円(税込み)▽市貝町市塙3375▽(問)0285・68・3156▽営業日・時間(工房店)毎週金・土曜の午前10時半~午後5時。