【この店この逸品】こっぺぱん えみぱん(益子)

 香りに誘われまず一口。ふんわりとした食感で、かみしめるともちっとした弾力が心地よい。小麦の風味がダイレクトに伝わる懐かしい味わいだ。

 「こっぺぱん」は北海道産小麦粉「はるゆたか」と白神山地で採れる野生酵母「白神こだま酵母」を使って作るこだわりの看板商品。昔ながらのガス窯で焼き上げている。

 「えみぱん」オーナーの佐々木絵美(ささきえみ)さん(34)は「子どものころ、町内にコッペパンだけを売る『高橋パン屋』という店があった。その味が忘れられず、コッペパンに力を入れた店にした」と話す。休日にはコッペパンだけで1日150個を売り上げる人気店だ。

 佐々木さんは2008年、趣味が高じて町内のペンション敷地内で同店をオープン。14年4月に独立し、現在の場所に移転した。「静かで自然に囲まれた立地が気に入った」と笑顔。

 「こっぺぱん」に30円追加すると、その場で季節のジャムやあんこなどを挟んでくれる。特にイチゴやブルーベリーなどの町内産果物を使った自家製ジャムは自慢の逸品だ。

 ◇メモ こっぺぱんは120円(トッピングはプラス30円)▽益子町益子3018の1▽(問)0285・81・6525▽営業時間 午前11時~午後5時▽定休日 月、火