【この店この逸品】「そば粉を使ったマフィン」 casico(壬生)

 「農家そば処 蕎香(きょうか)」の姉妹店として3月に開店。そば粉を使った焼き菓子の工房が近所で評判だ。

 看板メニューは旬の味覚を取り入れ、季節ごとにさまざまな味を楽しめるマフィン。今はオレンジ、抹茶ホワイトチョコなどが並ぶ。

 中はふんわり、外側はサクッとした軽い歯応えが特徴。表面にまぶされたソバの実をかむと、ザクザクとした心地よい音を立て、ほんのりとソバの風味が口の中に広がる。

 石臼でひいた自家製のそば粉に北海道産バター、牛乳、小麦粉、砂糖、卵などを混ぜ合わせ、型に入れてオーブンで20分ほど焼く。店長の中嶋真弓(なかじままゆみ)さん(40)は「そば粉は小麦粉よりも保湿分が少なく、ぱさつかないようバターと牛乳の配合に注意する。試作でも苦労しました」と明かした。

 店名「casico」(カシコ)は手紙の結びに使う「かしこ」から名付け、「大切な手紙のように心を込めて丁寧に作りたい」という思いに、「菓子工房」の略語を掛けた。「スーツ姿の男性がまとめ買いしてくれることもある」といい、男性客も増えている。

 ■メモ 「そば粉を使ったマフィン」は1個180円から(税込み)▽壬生町下稲葉874▽(問)0282・82・4473▽営業時間 午前11時~午後4時半(売り切れ次第終了)。月、火曜定休。6月6、7日はイベントのため臨時休業