【この店この逸品】そば処さくら(真岡)

 真岡りす村ふれあいの里内の入場無料エリアで営業するそば店。観光施設内の食事処だが、細部にまで手を抜かない。そばつゆは毎日店で手作りし、薬味のネギは自家栽培している。

 常連客らに愛される看板商品は「もりそば」。手打ちならではのコシの強いそばをかみしめると、ソバの香りが鼻から抜ける。だしが立ったやや甘口のつゆとの相性も抜群だ。

 そばは、福島県会津坂下町産のそば粉を使用し、市内のそば打ち名人3人が日替わりで打つ。そのうちの一人で、八木岡そば会副会長の銭谷三郎(ぜにやさぶろう)さん(76)は「多くの人に好まれる、クセのない打ち方をしている。家族連れも多いので、麺はやや細め」と話す。

 通常提供するのは二八そばだが、リクエストに応じて十割そばを打つこともあるという。打ち手によって太さや食感が微妙に異なるため、毎日通っても飽きることがない。

 同店責任者の上杉裕子(うえすぎゆうこ)さん(48)は「こんな場所で営業しているので、何げなく来店する観光客も多い。手打ちそばの味に驚いてくれるのがうれしい」と笑顔を見せる。

 ◇メモ もりそばは500円▽真岡市東郷755▽電話0285・84・4008▽営業時間 午前11時~午後1時半30分(土日は同2時半30分)▽定休日 火曜