【続・北の味めぐり】ギャルソンチーズ 菓子工房 カフェ・ド・ギャルソン(日光)

【続・北の味めぐり】ギャルソンチーズ 菓子工房 カフェ・ド・ギャルソン(日光)

 パイ生地を薄く伸ばして軽く焼いた表面のサクサク感に続き、クリームチーズやフロマージュブランなど4種類のチーズをブレンドした濃厚な味わいが口中に広がる。甘みを抑え、後味が残らない「キレ」の良さが抜群の「ギャルソンチーズ」(380円)。市内外からリピーターが訪れる人気商品だ。

 店主の倉田裕さん(41)は日光市出身。高校卒業後、フレンチシェフを目指し東京都内のフランス料理店へ。そこで出会った「ガトーショコラ」がパティシエへの道を歩ませた。

 「衝撃的なおいしさでした。スイーツの奥深さを知ったんです」。県内外の有名洋菓子店で修行を重ね、「ぜひ地元で自分の店を」と2014年6月に同市所野にある市運動公園内の一角に店を構えた。

 季節のショートやモンブラン、森のタルトなどショーケースに並ぶ生菓子は約20種類。二度焼きしたパイに、オリジナルの味をしみ込ませたリンゴとカスタードをサンドした「焼きたてアップルパイ」(420円)もこだわりの一品だ。

 「『日光の洋菓子』を確立できれば」と意欲をみせる倉田さん。フランス語で「少年」を意味する店名の「ギャルソン」のように、遊び心から創作した新商品も楽しめそうだ。

 ◆メモ 日光市所野2832の2。午前10時~午後7時。月曜定休(祝日の場合は火曜休)。電話0288・25・3585。