特別試写会のPRチラシ

 【日光】二宮尊徳(にのみやそんとく)(金次郎(きんじろう))の激動の生涯を描いた初の映画で、今夏に全国公開される「二宮金次郎」が、金次郎ゆかりの地・日光で注目を集めている。3月10日に平ケ崎の市今市文化会館で予定されている特別試写会の入場整理券を希望する人が殺到。これを受け市などは急きょ上映回数を2回から3回に増やし、出演者らの舞台あいさつもすべての回で行うこととした。

 映画は、若くして両親や家を失いながらも苦難を乗り越えた金次郎が、荒廃した桜町領(現真岡市)で「報徳仕法(ほうとくしほう)」による復興を進める姿をメインに描いた。

 製作支援のため、市や関係団体は「市民応援委員会」を組織。募金で約130万円が集まり、市内での撮影には市民エキストラや地元のアマチュア劇団「today」のメンバーら約100人が参加した。

 完成した映画の特別試写会の入場整理券(無料)を1月下旬から市内公民館などで配布したところ、上映2回の計約1800席分が「10日ほどでなくなった」(市教委)という。このため、当初予定の午前10時と午後2時からの上映に、午後6時半からの3回目を追加した。