【北の味めぐり】ネギ中華 森商店(那須塩原)

【北の味めぐり】ネギ中華 森商店(那須塩原)

 湯気の立ち上る丼にこんもりと盛られているのは、軟らかな歯触りがたまらない県北特産の「白美人ねぎ」。一押しの「ネギ中華」(800円)には揚げネギ、タマネギのみじん切りも入っており、3種のネギの風味を存分に楽しめる。鶏や野菜から取ったスープはほのかな甘みがあり、ほっとするような懐かしい味わいだ。

 2012年にオープンした森商店は、昼はラーメン、夜は地酒や季節の食材を使った一品料理などを提供している。ペンダントライトに照らされたカウンター席や、棚に並んだお酒の数々など、シンプルながら随所にセンスの光る店内。ほど良く肩の力が抜けた雰囲気に、ついつい長居してしまいそうだ。

 店主の森大介さん(37)は宇都宮市内でバーを経営していたという経歴の持ち主。「世代を超えてたくさんの人に楽しんでもらいたいから、とっつきやすいラーメンを出すことにした」と話す。

 店の目の前に位置する東那須野公園は桜の名所。暖かな春風を感じながら食事を楽しんでもらおうと、昼間は屋外にも席を設置した。「山頂で飲むコーヒーがおいしく感じられるように、シチュエーションも含めてこの空間でおいしいものを楽しんでほしい」と笑顔を見せた。

 ◆メモ 那須塩原市沼野田和481の3。午前11時~午後2時、同5時~同11時(日曜祝日は同10時)。月曜定休。電話0287・65・4410。