【ご当地手土産】フルーツ・キューブ ニューアンデルセン(佐野)

 佐野市内で最も古い洋菓子店「ニューアンデルセン」は昨年、40周年を迎えた。志村安弘さん(70)、浩之さん(41)親子が作る、創業時から人気の焼き菓子や地産の果物をふんだんに使ったケーキが、市民に愛されている。浩之さんは「農家の方のご協力でいい素材を使わせていただいているので、本気で作らなければ申し訳ない」と笑顔で話す。

 同店の新たな名物が「さのまる」をかたどった「さのサブレ」。そしてもう一つ、一昨年春に発売以来、人気を呼んでいるのが「フルーツ・キューブ」だ。

 毎年モモの時季に「まるごともも」を販売しており、色やわずかな傷で使えない実を活用しようと始めた。果実をピューレにしてペクチンで固め、1・5センチ角の立方体に切り分けて特細目というきめ細かな砂糖をまぶす。美しい外観はまるで宝石のようだ。

 徐々に味を増やし、現在はイチゴ、ユズ、リンゴ、ブルーベリーなど10種類。非常に手間が掛かり、一度に作れる量が限られるというが、浩之さんは「これからも新しい果物で挑戦していきたい」と意気込む。

 試食して好みの味を購入し、ガラス容器などに入れて、自分だけの“宝石箱”をつくって贈っても喜ばれそうだ。

 ◇メモ ニューアンデルセン▽佐野市天明町2579の2 電話0283・23・8388▽午前10時~午後7時半 水曜定休▽価格 1粒38円