【この店この逸品】「中華まん」八百藤飯店(さくら)

 普通の中華まんなら片手でガブッといくが、この中華まんはそうはいかない。両手で持ち、二つに割ってみた。中からぎっしり詰まった具が出てきた。口に入れると、具はジューシーで、ふっくらとした生地の食感も印象的だった。

 JR氏家駅近くの老舗中華料理店「八百藤飯店」4代目の斎藤光弘さん(40)が考案し、10年ほど前から販売している。11月から3月いっぱいまでの期間限定販売。具は豚バラ肉の角煮のほか、別に仕込んだ豚ひき肉、タケノコ、シイタケ、ネギ、キャベツと野菜も豊富だ。生地は数種類ブレンドした薄力粉を使用。具、生地ともに手作りで、斎藤さんが一個一個丁寧に包む。

 市民の間では「八百藤の中華まん」として有名だ。下校途中の高校生らがおやつとして買っていくほか、宇都宮市からまとめ買いに来る人もいるという。

 お土産で持ち帰る場合は蒸し器でふかすのがベストという。斎藤さんは「愛情を込めて包んでいます。手作りでしか味わえない、暖かみのある味を提供したい。さくら市のお土産として定着していけばいい」と話している。

 ◇メモ 「中華まん」は1個300円(税込み)▽さくら市氏家2434▽電話028・682・2203▽営業時間 午前11時~午後2時、同5時~同9時▽定休日 火曜