【この店この逸品】キーマカツカレー ミドリ食堂(真岡)

 スパイシーな香りと20センチはある大きなカツが食欲をそそる。口に運ぶとクミンなどの香辛料の香りが口いっぱいに広がる。サクサクとした食感のカツとの相性も抜群だ。程よい辛みが後を引き、食後は額に汗がにじむ。

 「キーマカツカレー」は2014年9月から提供を始めた新メニュー。3代目店主の大橋克朗さん(54)が「自分が良いと思ったものをお客さんに提供したい」という思いから、試行錯誤を重ねて完成させた。キーマカレーは合いびき肉とタマネギに自家製スパイスを加え炒める。鶏がらスープでのばして1日寝かせて完成。もちろん企業秘密の隠し味も入っているという。

 店は1929年、真岡市初の洋食屋として大橋さんの祖父母が開いた。手作りにこだわり、3代にわたって店を守ってきた。どのメニューもボリュームがあり、近所の人や市外からの常連客でにぎわう人気店だ。創業当時のレシピを守り続けている「ポークソテー」(1400円)などの懐かしい味にも根強い人気がある。

 ◇メモ 「キーマカツカレー」は850円▽真岡市荒町1040▽電話0285・82・2346▽営業時間午前11時45分~午後2時、同5時~同7時半▽定休日 日祝