【よるのみや】家庭の味、守り続ける 居酒屋こはる

【よるのみや】家庭の味、守り続ける 居酒屋こはる

 「寒かったでしょう」と言って迎えてくれたのは店の“お母さん”的存在、大久保春子さん(70)。その笑顔に心がほっと安らぐ。

 春子さんの名前から名付けた店は、夫の米夫さん(73)、息子の馬場政昭さん(45)の家族が支え合って切り盛りし、もう20年になる。約100種類あるメニューは「シンプルな味付けで、家庭的なものばかり」(政昭さん)だ。

 「いい感じ」に古びれ、昭和の香り漂う店内。カウンター席に座り、お薦めを頼むと、もつ煮込み(400円)、レンコン明太子天(450円)、刺身三品盛(750円)が並んだ。2~3日かけて煮込むというもつ煮は、とろけるほど柔らかい。

 地酒6種類のほか、酎ハイ、カクテル、焼酎とお酒も多彩。家に帰ってきたかのような安心感があり、ついつい長居してしまった。

 隣に居合わせた50代の常連客が言った。「人にも財布にも優しい店だよ、ここは」  

宇都宮市池上町1の3▽営業時間 午前11時~午後1時半(ランチ)、午後4時~午前0時▽定休日 日曜▽電話028・636・8858