【北の味めぐり】フィーゼのシュー feeze(那須塩原)

【北の味めぐり】フィーゼのシュー feeze(那須塩原)

 10月にオープンしたばかりの「feeze(フィーゼ)」。ガラスケースの中には美しいケーキがずらりと並び、輝きを放つ。

 人気商品の「フィーゼのシュー」(230円)はずっしりと重い。国産の小麦粉「はるゆたか」を使った厚めの生地はサクサクとした食感が楽しい。濃厚なクリームは那須御養卵と県内産の牛乳を使ったカスタードクリームに生クリームを合わせた「ディプロマット」。しっかりとした生地に負けない、ふくよかな味わいが口いっぱいに広がる。

 店主でパティシエの仙波健太さん(34)は地元出身。JR黒磯駅周辺のカフェに憧れて「いつか自分も地元で店を持ちたい」という夢を抱き、都内や北海道のレストラン、那須町のホテルなどで修業を積んだ。

 シュークリームを看板商品の一つに掲げるのは「いろんな人に気軽に食べてほしい」という思いがあるからだ。「近所の中学生やおじさんがふらりと足を運んでくれるのがうれしい。人々の日常に解け込めるような店をつくっていきたい」と笑顔をみせた。

 ◆メモ 那須塩原市中央町2の22。午前11時~午後7時。月、火曜定休。電話0287・74・2280。