【北の味めぐり】ゆずきんとんまんじゅう 大島屋菓子店(塩谷)

【北の味めぐり】ゆずきんとんまんじゅう 大島屋菓子店(塩谷)

 ユズの皮を練り込んだ生地で、きんとんの白あんを包んだ人気商品。ユズの風味とあんが絶妙に合う。あんは原料の豆を煮る作業から行い、毎日まんじゅうの一つ一つを家族総出で手作業で仕上げる。

 4代目の大島晴宏さん(54)は2代目の祖父から茶まんじゅうの作り方を教わり、店を受け継いだ後、商品の数を増やしてきた。

 ゆずきんとん、ずんだ、田舎の各まんじゅうや、季節品のサクラまんじゅう、水まんじゅう。定番の草もち、かしわもちなども手掛ける。

 商品の多様化は塩谷町やさくら市に相次いで地元産食材の直売所が開設されたことが後押しした。直売所での販売割合は高く、毎朝仕上げた商品を開所時間に合わせ配送する。

 ことし10月に店舗を改装。長男で5代目の貴之さん(28)と妻の友子さん(28)がケーキやプリン、焼き菓子などの洋菓子作りを始めた。晴宏さんは「親子で来店する客が口コミで広がっている」と目を細める。息子夫婦とともにゆくゆくは和洋の融合した菓子を作ることが目標だ。

 ◆メモ 塩谷町大宮1362の4。まんじゅうは各1個80円。午前7時半~午後6時。水曜定休。電話0287・46・0010。