【よるのみや】和み楽しみ絶品米沢牛を ガストロノミー和楽

【よるのみや】和み楽しみ絶品米沢牛を ガストロノミー和楽

 気軽に最高級の米沢牛を味わえる−。そんな耳寄りな話を聞きつけて、白楊高通りまで足を延ばした。

 ジャズが流れる落ち着いた雰囲気の店内で少し構えていると、名物の米沢牛串がお目見え。口の中に運ぶと、とろけるような肉の中から、甘みのある油があふれ出てきた。米沢牛の中でも最高級のA5ランクを、特別に配合した変わり塩で炭焼きして仕上げた。

 「栃木の人ははっきりとした味を好む。この油の甘みがぴったりだと思って」。オーナーの金田大輔さん(39)が、米沢牛にこだわる理由を教えてくれた。現地の業者から特別なルートで仕入れているため、1本980円。東京都内では数千円で出す店もあるとか。

 色鮮やかに盛りつけられたコンソメ玉ネギとホタテのスモークは、丸ごと使った玉ネギの風味が絶品。和をベースとした創作料理と、相性のいいアルコールが豊富にそろう。

 都内の高級和食店で修行を重ねた金田さんのプロ意識が詰まっているが「目指しているのはたまり場。料理だけでなく、人と人が出会い、つなげるのも料理屋でしょう」。和んで楽しんでこそ美食(ガストロノミー)。そんな思いを込めた店名がぴったりだ。